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動的平衡の記録
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今の日本に必要なこと。
私自身も自分の頭で考えることを意識中。

専門家が苛立とうが、主張をやめないこと。挑戦をやめないこと。疑うこと。
Video on TED.com
http://bit.ly/ny6SSz

http://t.co/tpmNeKa
youtubeにて7分割されてます。1本15分程度で前後編くっついてます。

途中でやめられずに一気に見てしまいました。
原発大国のフランスでこのようなドキュメンタリーが作られているのはちょっと驚くと同時に社会の不安がそれだけ高まっているということの証かもしれません。
国策の原子力について、大統領があまりにも無知だということ、
理系エリート官僚の独壇場で勧められてきている政策であること、
放射性廃棄物の処理方法はいまだ誰にもわからない。
10万年後の人類に対して、どのように知識を申し送りできるのか…。

アメリカ・旧ソビエト・フランスでの廃棄物の処理方法や、事故の後処理。
事故でなくとも毎日汚染された廃液を海に流している事実。
アメリカコロンビア川が地下水に漏れ出した汚染水によって汚染されていること。

特に旧ソビエトで起こったチェルノブイリ以前の事故現場近くの汚染は
福島と同程度か、福島のほうが高い数値に見えました。
ミルク24Bq/Kgって日本はセシウム200Bq/KgまでOKですよね。
魚600Bq/Kg は日本でも基準値超えますけど日本は500Bq/Kgだし、
頭と内臓とって計測するなら日本だとこの魚もOKってことじゃないですか?

最後に科学者の方が、
「私が原子力に賛成できないのは未来を抵当に入れている技術だからです」
という趣旨のことを話されていて、私たちはその未来にどのように責任が取れるのかと
ちょっと暗い気持ちになりました。

ドキュメンタリードラマ
<シリーズ 飽くなき真実の追求>
 
http://t.co/y5EYWuI

1986年4月26日に起きたチェルノブイリ原発の大爆発。旧ソ連の事故調査委員会の主要メンバーとして、事故後すぐに現地入りした科学者、ワレリー・レガソフが自ら見聞きした体験をまとめた回想録を元に描いたドキュメンタリードラマ。
爆発事故は、皮肉にも停電などで外部からの電力の供給がストップした際にいかに原子炉を安定して運転させるかを確かめる安全試験の最中に起きた。すぐに消防が駆けつけ消火作業にあたったが、放射線を浴びて倒れていった。現場には、事態を正確に把握して指揮をとれる者はおらず、幹部たちは何とか事故の情報を内輪にとどめることだけに執着した。その結果、事故の後も多くの従業員が発電所にとどまり被爆した。さらに、従業員の家族などが暮らす人口3万5千の街では、事故の情報は伝えられず、見えない死の灰が降り注ぐ中で、いつもと変わらぬ生活を送っていた。
2ヵ月後、IAEA国際原子力機関で報告を行うこととなったレガソフは、事故の影響の大きさを考慮して、ありのままの全てを公にすべきだと主張するが、政府側はレガソフを諭し、事故は従業員の操作ミスが重なったために起きたとだけ、公表させた。
チェルノブイリ原発事故の現場で何が起きていたのかを生々しく描くとともに、事故の背景に、単なるミスを超えた国家や社会のあり方が横たわっていたことを指摘する。

原題:Chernobyl Nuclear Disaster
制作:BBC/Discovery Channel/ProSieben (イギリス/アメリカ/ドイツ 2006年)

ドラマですが生々しい映像でした。
事故が進行中なのに、極力事故を過小評価しようとし、
政治的な判断で避難指示を出さない政府。

事故原因は設計上のミスであるにもかかわらず、作業員の操作ミスという政治的な決着がつけられます。「私は科学者として~」というレガソフの言葉に政府は「いや君は政治家だ」と言い放ちます。
福島でも同様のことが起きたと考えられます。

そのうち削除されそうなので見る方はお急ぎください。

WHEN THE WIND BLOWS 風が吹くとき 1/4
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8250595
冷戦時代のイギリスの片田舎に老夫婦が平穏に暮らしていた。 核戦争が近いことを知った夫のジムは、政府が発行したガイドを元にシェルターの準備を始めるが… 

風が吹いたらゆりかごゆれた
枝が折れたらゆりかごおちた

ぼうやとゆりかご いっしょにおちた
(マザーグースより)

4分割されてます。日本語字幕付
監督はG.T.ムラカミという日系人、日本語版監督は大島渚です。音楽は主題歌をデビッド・ボウィ、サウンドトラック全体の構成をピンク・フロイドのロジャーウォータースが担当しています。

タイトルは知っていました。話題にもなりました。でも見るのは今回初めてです。
淡々とした日常の風景が素朴な絵で(時に実写が混じる)描かれています。
それゆえに淡々と見てしまいましたが、あとでじわじわきます。
同じことが現在進行形で身近にあるのです。
コメントは非表示で、ただしオープニングとエンディングの歌に意訳の歌詞を付けてくれているのでそこだけコメント表示がオススメです。

原作は絵本のようで、そちらのほうがかなり表現がすごいらしいです。
図書館で探してみようかと思っています。
ああ、まだ胸がもやもやするような息苦しさを感じます。
これは当分消えそうにありません。



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