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動的平衡の記録
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「第1回 若冲 リアルを超える極彩色」
BSプレミアム  9月12日(月)午後9:00~9:57

 27日本では見られない江戸名画を膨大に集めるジョー・プライス氏。所蔵する傑作の魅力をひもとく3回シリーズ。第1回は、伊藤若冲。その極彩色にして超細密画の秘密に挑む。作品を超クローズアップで撮影。肉眼では捉えられないレベルまで迫っていくと、色の塗り方に驚きの発見が! さらに日本画の巨匠が再現に挑戦。絵にあふれる命を吹き込む若冲のスーパーテクニック、鍵を握るのは意外な色だったことが浮かび上がってきた。
【出演】ジョー・プライス,中島千波,辻惟雄,ユキオ・リピット,柳重彦,【語り】井上二郎

★先週の土偶といい今回の若冲といい好みのラインナップです!
しかも3回シリーズとは^^
プライス氏は自宅に若冲を飾り、蝋燭の灯火で見て、江戸時代どのように若冲が見えていたのかまで再現しているというドキュメンタリーを以前見ました。
辻惟雄先生の「奇想の系譜」は面白かったなぁ。
見逃さないようにしなくては!

そして先週の「土偶」再放送がありますよ~!

BSプレミアム 9月11日(日) 午後1時00分
日本美術の1万年~魂の縄文アート 土偶~
こちらもぜひ!

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BSプレミアム  9月5日(月)午後9:00~9:57

http://www.nhk.or.jp/bs/t_art/
日本美術の傑作を、(1)感じる(2)作る(3)使うという3つの方法で体感しながら、作品に込められた「思わぬ日本人の感性や精神性」を浮き彫りにする新番組!今回取り上げるのは、およそ1万年前、日本美術の夜明けと言われる縄文時代が生んだスーパーアート「土偶」。2万点が出土し3点が国宝に指定されている土偶は、一昨年の大英博物館のDOGU展に8万人が訪れ、去年の東京国立博物館での里帰り展に12万人が訪れるなど、日本はもちろん世界中で熱い注目を集めているジャパンアートだ。
教科書にも載る最も有名な重要文化財の「遮光器土偶」(青森・亀ヶ岡遺跡出土)を主役に、陶芸経験のある著名人×カリスマ助産師の2人が、自ら土偶を(1)感じ(2)作り(3)使いながら、生まれてくる命や自然の恵みへの切実な祈りなど、縄文人が土偶に託していた思いを読み解いていく。青森・三内丸山遺跡での発掘資料や、土偶の知られざる内部構造、高度な技術で作られている驚きの製造法など、考古学の最新の研究成果も織り交ぜながら、パワーと神秘に満ちた土偶がなぜ生まれたのかに迫っていく。
~東京国立博物館ほかで収録~

【ゲスト】渡辺篤史,矢島床子,猪風来,小林達雄 【語り】余貴美子,麿赤兒


★この昨年の東博での里帰り展に行ったのです!
もうもう圧倒されて、感動しました。なんというかエネルギーが違うのです。
縄文のビーナスも、火焔式土器も、ものすごい迫力で迫ってきました。
縄文は日本の深層意識につながっていると感じる展覧会でした。

岡山で土偶を縄文時代のやり方で作っているという猪風来氏。
ゲストの二人が自分の土偶を作って焼く。
猪風来氏は遮光器土偶の複製を作る。
その作業がとても興味深かった。
火で大地を熱し、火をどかして土偶を置く、遠火で徐々に焼き締める。
火が接近すると煤をすって土偶は黒くなる。さらに火で取り囲むとなんと、
ベージュ色に変わるのだ。あのやさしい土の色に…。
さらに直火で取り囲む。そうして取り出した物は、黒く光っていた。
鉄色とでもいうような黒光りした完成品。

そうして、土偶は壊される。壊すために壊しやすいように作ってあるのだとか。
何のためにこんなに手間隙かけて作った物を壊してしまうのか…。
そこに原始的な祈りを見た。生と死と自然に対する祈りと…。
日本の芸術の原点はやっぱり土偶だ!現代人の心にもしっかりと生きている。
だって見てるとわくわくするもの!


 

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/sherlock/index.html
昨日から3夜連続で始まった、NHKBSプレミアムの海外ドラマ
「SHERLOCK シャーロック」が面白い!

舞台を現代に移したシャーロック・ホームズだというから
いったいどんなものかと見てみたがとても面白かった。

ロンドンの暴動があった直後なので、なんとも生々しく感じる部分もあったけれど
・アフガンで負傷しトラウマを抱えている軍医のジョン・ワトソン
・ロンドン警視庁に手に負えない事件に自ら協力し
 殺人を楽しんでいるかのような変人シャーロック・ホームズ

会話がスピーディでGPSやPCを駆使するシャーロックもありだと感じる。

個人的にはジェレミー・ブレット氏の演じたシリーズがあまりにも原作のイメージ
そのままだったため、あれ以上のホームズはもうできないだろうと感じていた。
今でもオープニングのメロディを鼻歌で歌えるくらい好きだった。

でも、これは新しいホームズだった。
彼らがルームシェアする過程でしょっちゅうゲイのカップルに間違えられるのも
昨今のロンドン事情がわかって面白い。
ハドソン婦人に「ベッドルームは別?いいのよ別に。おとなりは新婚のカップルですし
私は偏見はありませんよ」
行きつけのレストランでも「キャンドルを持ってくるよ、ロマンチックだからね★」
お互いのことを話すときさえ「彼女はいる?」「いない」
「ああ、じゃ彼氏はいるんだ」「いない」
ロンドンゲイ事情もわかります。www

派手な立ち回りがないのもホームズらしくていい。
そして現代っぽさの極みが、彼らがお互いをファーストネームで呼び合うこと。
原作では「ホームズ」「ワトソン君」と呼び合ってた彼らが
「ジョン」「シャーロック」と呼び合うのがなんとも新鮮でした。

レストレード警部や兄のマイクロフト、今のところ名前のみの宿敵モリアティー。
3回で終わってしまうのが惜しい作品になりそうです。
もっと作ってくれないかなぁ。

土曜日、ひさしぶりにBS1の「COOL JAPAN」を見ました。
『がんばれニッポン~外国人が見た東日本大震災』
(再放送)BS1 6月26日(日)午前7時00分~7時44分

『未曾有の大震災に見舞われた日本を外国人たちはどう見ているのだろうか。これまでに「COOL JAPAN」に出演した外国人たちは、日本人の冷静で粘り強い行動に、自らを顧みず人を助けようとする強き心に、改めて畏敬の念を強めている。ある者は東北の被災地を訪ね、ある者は母国に冷静なリポートを送る。彼らの言葉は、復興へ向け歩み始めた日本人へのエールでもある。外国人たちの思いを伝える特別号。』

日本人への応援がメインで、現状が酷い有様でも自国に帰らず
「日本は大丈夫だ」と発信し続けてくれる姿に励まされました。
ま、震災直後ヨーロッパでは日本が全部沈んだかのような大げさな報道が
なされていたのはやはりチェルノブイリがあったからということ。
それだけ深い傷をヨーロッパの人々に残したということですね。

あとボランティアについての意見が意外でした。
外国人ジャーナリストの一人が、普通の市民が寝袋を持って被災地にボランティアとして来ている事に驚いていました。それについて司会者が「あなたたちの国ではそういうボランティアはないの?」という質問。
答えは「ホームレスへの炊き出しや、住居の斡旋などはするけれど、こういった大きな災害に関しては軍隊と政府に任せて、自分たちは金を出すだけなのがふつう」
ボランタリー精神とはキリスト教発祥なので、あちらこそそういった助け合いが当たり前に行われていると思いきやそうではなかったようです。

イスラエル出身の女性が「被災地での食糧難のときにぼったくりが出なかったのは驚くべきこと。これがイスラエルなら2倍3倍に値上げして儲けようとする人が必ずいるわ。」
と言っていて「さすがユダヤ人」と思ってしまいました。

被災当時、世界中が「日本には略奪がないのか!?」と驚いていたように、
日本人のメンタリティには困っている人を
さらに困らせるようなことは馴染まないのかもしれません。
江戸時代、火事場泥棒は死罪でしたから。

確かにまるきりそういったことがないとはいいません。
死者から財布を盗んだり、無人の店舗からものを盗んだりということは
多々あったと思います。それはほとんど他県からそういった目的で来ているようです。
避難所では女性のレイプも多発しがちと聞きます。
それでも、外国の「略奪」とは、戦争中のように軍隊で鎮圧するようなもの、のようです。
たしかにニューオリンズはそうでした。
それらと比べるなら、たしかに日本では「泥棒」「空き巣」はあったでしょうが
「略奪」はなかったのです。

被災地の写真で瓦礫の中にすっくと立つ鳥居を示した女性がいました。
「この写真が日本をあらわしていると思います。災害で何もかも失ったかもしれないけれど
日本人の根本は失われずにしっかりとたっている。日本はきっと復興するでしょう。」
印象に残る言葉でした。

英のデイリーメール紙が震災後3ヶ月を写真で比較しています。
海外から見ればすばらしいスピードのようですが、地元はまだまだ大変だと思います。
鳥居の写真もあります。リンクはデイリーメールへ寄せられたコメントの翻訳記事です。
自虐的なイギリス人も面白いです。
【イギリス人「日本人凄すぎ」】
http://seichi-nippon.com/culture/Japan-is-recovering-just-three-months-after-tsunami

今月5日に放送された、
NHKスペシャル「シリーズ原発危機 第1回 事故はなぜ深刻化したのか」
再放送が明日あります。
6月19日(日)午前10時05分から、総合テレビです。
「とっておきサンデー」の番組内です。

深夜じゃないので見やすい時間帯ですね。
見逃した方はぜひ!


ようやく体調が戻って散歩も順調になってきました。
ここ1ヶ月ほとんどTV見てませんでした。
で、昨日から始まったシリーズ「知られざる在外秘宝」が面白かった!
海外へ渡った浮世絵、北斎の流転軌跡がポーランドやユダヤ人のコレクターの生涯とともに語られました。
パリを席巻したジャポニズムの嵐、ベルリン、クラクフ、ドレスデン、そしてイスラエル。
イスラエルのティコティン日本美術館には貴重な北斎の肉筆画など世界でもここにしかないものが揃っている。
不思議な巡り合せに感動しました。
最後の、パリ地下街でアバンギャルドな姿になっている「神奈川沖浪裏」に、現代においても変わらぬ魅力を放ち続ける北斎のパワーを感じました。

美術番組なんてほんと1ヶ月以上見てない。4月の終わりに若冲の特集をやっていたが絶不調のさなかで寝てばかりいて見る気が全然起きなかったけどようやく復活の兆し。

この「在外秘宝」も以前ダイジェスト版を見てて、最初は再放送かと思ったら
密度が濃くて、以前見たのはダイジェストだったのかと納得。
今日は蒔絵の聖遺物箱などの漆器の在外秘宝です。
BSプレミアムの番組スケジュールを見ると若冲の特集も再放送されるみたい。
ぜひ見たいなぁ。美術オタクの血が騒ぐ。
http://www.nhk.or.jp/bs/t_art/


5月9日からの連続ラインナップがすごいことになってる。
タイムリーといえばタイムリー。

5/9~11 「シリーズチェルノブイリ事故25年」3夜連続
5月9日月曜深夜[火曜午前 0:00~0:50]
永遠のチェルノブイリ
5月10日火曜深夜[水曜午前 0:00~0:50]
被曝(ひばく)の森はいま
5月11日水曜深夜[木曜午前 0:00~0:50]
見えない敵
 
5/16~18 「シリーズ放射性廃棄物はどこへ」
5月16日月曜深夜[火曜午前 0:00~0:50]
終わらない悪夢 前編
5月17日火曜深夜[水曜午前 0:00~0:50]
終わらない悪夢 後編
5月18日水曜深夜[木曜午前 0:00~0:50]
地下深く 永遠(とわ)に ~核廃棄物 10万年の危険~ (再)
詳細は以下に
http://www.nhk.or.jp/wdoc/yotei/index.html?week=20110509

放送時間が深夜からだけど、これは録画してでも見なければ。



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