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動的平衡の記録
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BSプレミアム  9月5日(月)午後9:00~9:57

http://www.nhk.or.jp/bs/t_art/
日本美術の傑作を、(1)感じる(2)作る(3)使うという3つの方法で体感しながら、作品に込められた「思わぬ日本人の感性や精神性」を浮き彫りにする新番組!今回取り上げるのは、およそ1万年前、日本美術の夜明けと言われる縄文時代が生んだスーパーアート「土偶」。2万点が出土し3点が国宝に指定されている土偶は、一昨年の大英博物館のDOGU展に8万人が訪れ、去年の東京国立博物館での里帰り展に12万人が訪れるなど、日本はもちろん世界中で熱い注目を集めているジャパンアートだ。
教科書にも載る最も有名な重要文化財の「遮光器土偶」(青森・亀ヶ岡遺跡出土)を主役に、陶芸経験のある著名人×カリスマ助産師の2人が、自ら土偶を(1)感じ(2)作り(3)使いながら、生まれてくる命や自然の恵みへの切実な祈りなど、縄文人が土偶に託していた思いを読み解いていく。青森・三内丸山遺跡での発掘資料や、土偶の知られざる内部構造、高度な技術で作られている驚きの製造法など、考古学の最新の研究成果も織り交ぜながら、パワーと神秘に満ちた土偶がなぜ生まれたのかに迫っていく。
~東京国立博物館ほかで収録~

【ゲスト】渡辺篤史,矢島床子,猪風来,小林達雄 【語り】余貴美子,麿赤兒


★この昨年の東博での里帰り展に行ったのです!
もうもう圧倒されて、感動しました。なんというかエネルギーが違うのです。
縄文のビーナスも、火焔式土器も、ものすごい迫力で迫ってきました。
縄文は日本の深層意識につながっていると感じる展覧会でした。

岡山で土偶を縄文時代のやり方で作っているという猪風来氏。
ゲストの二人が自分の土偶を作って焼く。
猪風来氏は遮光器土偶の複製を作る。
その作業がとても興味深かった。
火で大地を熱し、火をどかして土偶を置く、遠火で徐々に焼き締める。
火が接近すると煤をすって土偶は黒くなる。さらに火で取り囲むとなんと、
ベージュ色に変わるのだ。あのやさしい土の色に…。
さらに直火で取り囲む。そうして取り出した物は、黒く光っていた。
鉄色とでもいうような黒光りした完成品。

そうして、土偶は壊される。壊すために壊しやすいように作ってあるのだとか。
何のためにこんなに手間隙かけて作った物を壊してしまうのか…。
そこに原始的な祈りを見た。生と死と自然に対する祈りと…。
日本の芸術の原点はやっぱり土偶だ!現代人の心にもしっかりと生きている。
だって見てるとわくわくするもの!


 

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