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動的平衡の記録
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先日クリス・バズビー博士の講演会に行きました。
なかなか衝撃的でした。
自由報道協会の動画とネットのニュースがあるので興味ある方はぜひ!
ネット記事
http://news.livedoor.com/article/detail/5725347/
記者会見動画
http://www.ustream.tv/recorded/16118454

記者会見は1時間15分ほど、講演会は3~4時間とけっこうボリュームがあります。

博士はICRPの基準がそもそもおかしいとまるっきり信用していませんでしたね。
組織的な力で、真実を追究する科学者が様々な妨害を受けていることや、
1959年にWHOが強要された「放射線の健康影響に関する研究をIAEAに任せる」という合意によりWHOがチェルノブイリの被害を独自に調査できなくしている。
この合意はFAO(国連食料農業機関)にもおよんでいる。
IAEAはそもそも原子力推進の機関なので彼らに対立する科学者を
政治的にもどんどん葬ることができる。
心ある科学者はどんどん減っている。 
福島の場合もしかりで、IAEAのお墨付きを貰ったなら、安全ということになってしまう。福島の方には気の毒だが、現状はまさに未曾有の放射線被害になっているという危機感を持ってもらいたい。内部被曝は調べにくいので、外部の線量が下がって、安易に安全と考えないようにしてほしい。特に若い女性と子供は避難したほうが良い。

WHOとIAEAの関係は6/12ブログでも書きましたが
「フランスねこのNews Watchinng」で始めて知り酷く驚きました。
これではチェルノブイリの被害もきちんとした報道ができないでしょう。
福島も同様になっていまうのでしょうか。

余談ですが、博士の傍には通訳の方以外にももうひとり外国人男性がおり、
その方の着ていたTシャツの背中に日本語の文章が書かれていました。
なんて書いてあるのか気になった私は、講演終了後傍へ行って聞いて見ました。
快く見せてくれた背中には「日本国憲法第九条」が書かれていました。
彼は微笑みながら「一番大事な憲法です」と流暢な日本語で言ってくれました。

会場で配られたレジュメの最後の言葉が印象的でしたので、ここに転記します。

『これも私の意見ですが、原子爆弾による放射能の被害を最初に、そしてあれほどひどく被った日本という国が、原子力産業とその取り巻き科学者たちに支配されているリスク機関の勧告、そして少なくても過去15年間の研究で疫学的にも論理的にも誤りであると明らかにされている時代遅れのリスクモデルに基づいた勧告に、盲目的に従った結果、いまそれ自身の子どもたちと親たちを犠牲にしていることは極めて悲しくまた皮肉でもあります。』

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