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動的平衡の記録
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5月26日 9時39分   NHK 動画あり
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110526/t10013116881000.html
スイス政府は、福島第一原子力発電所の事故を受けて、国内にある5基の原子炉を順次、廃止にする方針を閣議決定し、ドイツに続いて「脱原発」に向けて大きくかじを切ることになりました。

この方針は、スイス政府が25日、閣議決定したものです。それによりますと、スイス国内の電力需要の40%を賄う5基の原子炉について、今後は、古くなったものから順次、運転を停止し、2034年までには、すべての原発を廃止にします。これについて、スイス政府は「原発の安全対策を次々に強化していこうとすると費用が非常に割高になる」と指摘し、代わりに太陽光や風力などの再生可能エネルギーを大幅に増やしていく方針を示しています。スイスでは、今月22日におよそ2万人の市民が参加して大規模な反原発デモが行われるなど、東京電力福島第一原発の事故を受けて、市民の間で原発への不安が広がっています。順次廃止の方針は、来月開かれるスイスの議会で審議されることになっており、正式に決まれば、ドイツに続いてスイスも「脱原発」に向けて大きくかじを切ることになります。

★スイスも脱原発に…なぜこういう決断が当事国である日本でできないのでしょう?
ホント情けなくなります。

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http://kingo999.web.fc2.com/kizyun.html
なんかもう乾いた笑いが出てしまいます。ハハハ…。
これでも「安全」っていうんでしょうかね?

http://kingo999.web.fc2.com/index.html
ここのHPに行くと、厚労省が作成した「放射能を正しく理解するために」という文書に
赤で添削が入っていてすばらしいです。
この文書が厚労省から発表された当初、友人のカウンセラーが読んで一言
「僕はこれを読むとPTSDになりそうだ…」

福島の自治体や国がニュースで「安心」と言い、
親や有志のグループが「危険・不安」という、こういった状況こそが
子供にダブルバインドを与え、PTSDを引き起こすのではないでしょうか?

でんこちゃんも言ってます「命を大切にね」


http://gendai.ismedia.jp/articles/-/5678
以下抜粋
 事故収束までの「ロードマップ」には、決定的に抜け落ちている視点がある。現場で作業にあたる東電熟練社員の被曝量が、どんどん蓄積していくことである。このままだと、現場に人がいなくなる。

被曝量は福島作業員の復旧作業に限り250ミリシーベルトに引き上げらたが、他の原発では100ミリシーベルトのままなので、社内の保全要員を福島に投入して被曝限度量を超えてしまうと他の原発の「安全運転」に支障が生じることになり、それを避けようとすると福島に割く要員がいなくなる、という苦境に立っている。

内部被曝と外部被曝の両方に晒されている作業員たちの安全は確保できるのだろうか。

「福島第一の吉田昌郎所長は、東電本店が政権の圧力のもと勝手に工程表を発表したことに怒りを感じています。『(工程表に合わせるための)無理な作業はしない。(工程表を)気にしていない』と周囲に語っている。要するに、相手にしていない、ということです。

 4つの原子炉のうち、1号機で使用されていた燃料はかなり古く、溶融はしていても再臨界の恐れはほとんどない。12日には、燃料が溶け、圧力容器に穴が開いていることが発覚したが、外付けの冷却装置の工事は進んでいます。そのあと、3号機、4号機と進み、最後に問題の2号機ということになるでしょうが、そこまでにどのくらいの時間がかかるか見当もつかない。工程表が言うような、一律で6ヵ月という単純な話ではないんです」(福島第一の内情を知る関係者)

吉田所長本人は、事故収束まで現場で腰を据えて頑張るという決意を固めているようだが、ほかの社員には必要以上の被曝をさせたくない。収束までの時間が長引けば長引くほど、「要員が底をつく」Xデーが近づくことになる。

 5月6日から福島第二原発内の宿舎に入り、東電社員らと面談した愛媛大学大学院・谷川武教授は現状をこう報告している。

「4月25日付で、福島労働局から、吉田昌郎所長に対し指示が出ています。内容は、(被曝)線量が100ミリシーベルトを超える方、もしくは1ヵ月間、原発で緊急作業に従事した方に対して、速やかに健康診断をするように、ということです。診断の中身は、血液検査もありますが、心身の両面について留意するように、ということでした。

 私たちはその指示に基づいて、診察をしました。今後は産業医の先生方のフォローをお願いしたい」

 宿泊所となっている福島第二の体育館は540畳の広さがあり、そこに200~340人が泊まっている。基本は4勤2休で、風呂などの設備はようやく改善され、近く30台のシャワー設備が体育館に設置される予定だという。

「4月に発表された工程表は、東電本部の事務方と、細野豪志首相補佐官らが中心になってまとめた『政治文書』。現場の実情が考慮されていません。日々被曝し、線量が蓄積している社員の替えは、なかなか見つからない。そのことを考えずに、机上の空論だけ操ってもうまくいくはずがないでしょう」(別の東電幹部)

 現実から目を背け、耳触りのいいことだけを公表しても、もう誰も信用しない。欲しいのは、正確な情報と、冷静かつ合理的な対応力だけである。
抜粋以上

今頃になってメルトダウンを(可能性を)認めたり、何もかもが後手後手の東電の対応ですが、使い捨てにされる現場の作業員はたまったもんじゃありません。
今回東電が認めた原子炉の状況は心ある学者、設計者の方々は3月の時点で予想していたことばかりです。水棺などというバカバカしい作業に1ヶ月もの時間を無駄遣いしたのかと思うとやり切れません。

汚染された作物を基準値を引き上げることで流通させ、「安全です」と言う。
基準値を超える見込みのお茶は検査を拒否する。
子供たちに被曝することを強いる基準を設ける。
誰のための政治なのかわかりませんね。

http://www.ustream.tv/recorded/14906087
「参議院行政監視 委員会」 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査(原発事故と行政監視システムの在り方に関する件)  
◆参院行政監視委の参考人:京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏
                         芝浦工業大学非常勤講師  後藤政志氏
                         神戸大学名誉教授     石橋克彦氏
                         ソフトバンク株式会社代表取締役社長 孫正義氏

なんだかアクセスが集中して回線がパンクしちゃったみたいですね。
私も「ただ今メンテナンス中です」とか出て繫がらなかったり、繫がっても
度々動画が止まるということがありました。
結局USTREAMでの中継で見ることができましたが、
見損ねた最初の分は録画でちゃんと見ようと思っています。

非常に有意義な会議だったと思います。
しかしながら、ネット環境が整っていない被災地や、
インターネットから情報を取ることが日常的でない、
いわゆるTVからしか情報を得ない方々にはこれが伝わらないのかと思うと
国会中継よりこちらを中継するべきだろ、と怒りを感じます。

今回の参考人質疑に出席された方たちの意見を真摯に受け止め
今後の国策に生かしてくれることを願うしかありません。
地震国日本にあっては原子力は最も適切でない方法であるとの意見が多々出ましたが
中でも石橋先生の「浜岡は地雷原の上でカーニバルしているようなもの」
という発言に思わず笑ってしまいました。
すごく綱渡りしてるってことですよね…。
世界が経験したことのない状態にある福島原発、
その収束に関してはどなたも確かなことはおっしゃいません。
ただ、現状を、常により悪い方へ考えて手を打つ、楽観視は極めて危険である。
という旨の発言が印象的でした。

見損ねた方はぜひリンク先へ!


2009年4月、持続可能な未来を模索する「セブンジェネレーションズウォーク」のメンバーが、浜岡原発まで歩き牧師の内藤新吾さんから、その真の危険性について話を聞いた。
http://www.youtube.com/watch?v=DHblqE6vGeI
下記で無料配布中です。再配布も可能です。
http://movies.colorfulldongri.com/!AAAB_0001.html

浜岡原発に建つ、たぶん電力館のようなところで、原発の危険性についてお話されています。
館内の模型などの展示を使いつつの説明が非常に解りやすいです。
原発の安全性を宣伝する場所で危険性の話をする、というちょっと皮肉な感じもあります。
しかしながら、内容は現在福島で起きていることの予言のような趣です。
動画で指摘されている危険性すべてが福島で現実化している。そう感じます。
終盤に出てくる奇形の植物が生々しく、事故が起きていなくとも発現する奇形、
事故が起きてしまった福島と、その周辺の未来はいったいどんなものなのでしょうか。


東京電力福島第一原発の事故を受け、放射能に汚染された牧草を早期に刈り取り、
その後に生えてくる牧草を牛のえさにしたり、放牧に使ったりするよう指導する方針を、農林水産省が決めた。
刈り取った草は、放射性物質の拡散を招く焼却や埋却を避け、まとめて牧場そばに保管するよう求める。

農水省は、放射能汚染された牧草を食べた牛の原乳や肉から基準以上の放射性物質が検出されることを防ぐため、利用できる牧草の基準を4月中旬に設定。
牧草の汚染が疑われる東北・関東などの16都県に調査を依頼した。
18日までの各県の検査結果では、岩手から千葉までの8県で基準を超えた。

基準を超えた地域は放牧や牧草を牛に与えることをやめ、輸入飼料などを使っている。
だが、現在生えている牧草をどうするかが問題になっていた。

アサヒ・コム
http://www.asahi.com/national/update/0519/TKY201105190225.html?ref=rss
http://www.asahi.com/national/update/0519/images/TKY201105190264.jpg

8県って
岩手・宮城・福島・茨城・栃木・群馬・千葉・埼玉
ですね。

なんだか真綿で首を絞められるがごとく、汚染が広がっていますね。
牛乳の汚染、肉の汚染、海の汚染、大気、土壌、きりがありません。
これが原発事故というものなのでしょう。

京大の小出先生も「人類にとって未知の領域」という言い方をされていました。
政府の印象操作に誤魔化されずに正確な情報を知りたいです。

水産物の放射能汚染についてとても解りやすくまとめてくださってます。
一読の価値ありです。
ボリュームがあるので以下にまえがきのみ、本文はリンク先でどうぞ。
http://katukawa.com/?page_id=4304

2011-05-14 (土) 4:29
水産物の放射能汚染が現実のものとなってしまいました。我々の生活に関わることなのに、公的機関や研究者は「安全・安心」と繰り返すだけで、現状がどうなっているかという情報が圧倒的に不足しています。これまでの知見&常識で言える範囲の情報をまとめてみました。現在の情報不足と、その結果の混乱を解消する一助になれば幸いです。



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