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動的平衡の記録
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東電の記者会見で精力的に質問を続ける「おしどり」さんを迎えての
上杉隆氏のオンザウェイジャーナル(音声)。
http://t.co/qsvJSEv 約50分

東電の記者会見、最近見なくなってます。以前は見ていたんですが、のらりくらりと
質問をはぐらかす様子が腹が立って見なくなりました。

最初の頃、ニコ生とかで見る会見と、TVや新聞で報道されるものがかなり違っていて
「ええっ昨日あんな質問が出て、ちゃんと答えもあったのに何で書かないの?」
と思うことしばしば。
「おしどり」さんは一人場違いな感じがあって目立っていましたが、
今回こんなに精力的に活動していると初めて知りました。

4月の記憶は朧になってしまっていますが、そのころ出ていた放射性物質の量!

4/6-4/8 6兆9600億Bq/日!!

そんなに出ていたの??

じゃあ現在が 240億Bq/日 でも 290分の1になったわけで、
大雑把に『300分の1になりました。相当減っています。』と言えるわけです。
3月の爆発直後はもっと凄い数字が出てたはずですが、東電はデータがないと…。

テレビでの福島、放射能、食品等の報道はあまりにも脳天気という事が分かります。

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7月4日放送「TBSニュースバード・ニュースの視点」
「報道特集」金平キャスターが「中3・B級アイドル」藤波心に聞く脱原発とは
http://news.tbs.co.jp/fb/20110704/index-j.html

後半の彼女の鋭い質問に言葉を濁そうとする反応があからさま…。
素直な直球には大人は対抗する術がない。
14歳とは思えない大人っぷりです。見習いたいです。

fujinamicocoro 藤波心
★経済アナリストなら今回の事故による国内国外に及ぼす損害賠償額をまず冷静に計算して。@yhakase 言いたいことは分かるが冷静に計算する必要がある。今まで原子力で作った電気を作るための燃料代はいくらかかったの?今後いくらかかると思ってるの?

★私からすると、原発のリスクと国の経済に与える影響が事故を目の当たりにしても分からない経済アナリストは平和ボケした箱入り親父としか思えない。ゴメン。@yhakase 自分からすると原発いらないっていっている人は平和ボケした世間知らずの箱入り娘。資源のない日本がどうするか?だよ。

★ご心配かけてすみません。相手にすることによって問題があぶり出されるので見て頂いている方に考えていただくきっかけになればと思いたまに返信してます(*^_^*)@Dawning_1 なんだか心さんが攻撃されたり、不毛の議論に巻き込まれたり見るに耐えません相手にしない方が良いですよ?

★専攻の環境科学でどうか日本を救ってください。@kAssy0121 改めて、お騒がせをしました。不遜な発言は撤回の上謝罪します。自分もまた情報を広く得ようとすることを無意識のうちに怠っていたと。失礼しました。

★国に暮らす人々が健康に幸せに暮らせることが第一 @yhakase 完全同意。原発、経済それぞれのリスクの比較が非常に難しいんです。RT @Enji08: 「原発リスクも経済も両方重要」以外答はない。原発リスクを憂える者は経済を,経済を憂える者は原発リスクをどれだけ真剣に考えてい

★人間にとって幸せとは何ですか?箱入りのあなたには、経済よりまず先にそれを考えてほしい。これが私のあなたへの答えの全てです。@yhakase 完全に同意。じゃあ次になぜどうやって日本に住む人々が世界一の医療水準と生活レベルを維持しているかを考えてほしい。自分はそれを守りたい。

★食料に不自由せず・・それをおっしゃるならやはり食品を汚染する原発はダメですね。@yhakase 食料に不自由せずにご飯をしっかり食べられること、病気のときお医者にかかれることそれを守るための経済です @fujinamicocoro人間にとって幸せとは何ですか経済よりまず先にそれを

★まず原発が無いと本当に電気が足らなくなるのか情報の全開示が必要。どっちにしても地震活動期日本で原発は無理。あなたの脳みそは何レベル?@kouyou1324 原発止めれば全てがハッピー。自然エネやるキリッでは脳みそが菅と同レベル。反原発派ならきちんと代案考えてからつぶやくべきでは

★石油輸入に依存するのは危険だから原発は必要といいながら食品を輸入に頼るのは危険じゃないのですか?おかねは食べれません。日本の農業漁業酪農の人はどうするの@yhakase 汚染されていない食品を外国から買うのが一つの方法です外国から食料を買えるだけの外貨や外貨を稼ぐ産業が必要です

7月30日 2時43分  http://nhk.jp/N3wv6716

今月26日に亡くなったSF作家の小松左京さんが、みずから発行する同人誌に掲載した遺稿の中で、東日本大震災や福島第一原発事故について触れ、今後の大災害に備えてさまざまな専門家による『総合防災学会』の設立などを提言していたことが分かりました。

小松左京さんは、年に4回発行している「小松左京マガジン」の中で、時事の問題にも触れており、震災から2か月目の最後の原稿では、「“災害防衛国家構想”てどやろ?」というタイトルで、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故について考えを述べています。このうち原発事故については、「事故は人災だ」と明確に述べたうえで、「90年代以降、学者も含めて関係者は原発事故に対して思考停止状態に陥っていた。技術大国ニッポンの海外での信用を失墜させた責任は重い」と厳しく指摘しています。また、東日本大震災について、今回の津波災害の膨大な映像記録や被害のデータを、世界中に提供し、今後の津波災害に役立てることなどを提言しています。小松さんは、ベストセラー「日本沈没」で地殻変動の恐怖を描き、平成7年の阪神・淡路大震災では、みずから被災地を訪れて克明なルポをまとめるなど、並外れた知識と行動力で自然の驚異や、それに立ち向かう人々の姿を描いてきましたが、今月26日に80歳で亡くなりました。遺稿の中で、小松さんは、それまでの知識と経験を踏まえて、「現在の社会システムでは、未曽有の大災害に有効に対応したり、組織化して提言できない」と述べたうえで、今後の大災害に備えるために、さまざまな専門家が分野を横断して「総合防災学会」を組織し、世界各地の巨大自然災害の事例を人類共有の「知的資源」として集め、地球という巨大自然を乗り越えよう、と小松さんらしい、壮大なスケールの提言をまとめています。

☆小松氏の本はいくつか読んでますが、大作が多いです。
「日本沈没」「エスパイ」「復活の日」「さよならジュピター」等、
でも意外にも短編もひねりの利いたものがけっこうあります。
昨年趣味の朗読で小松氏の「牛の首」という超短編を読みました。
時間にして7分くらいのものです。でもひねりが利いて、ぞっとして、落ちがあるんです。

長生きして、この震災の後に書かれた作品を読んでみたかったと思います。
ご冥福をお祈りします。

昔買った「SFマガジン」がますます捨てられなくなってきました。

おとといあたりからツイッターで大評判の児玉龍彦氏の意見陳述です。
衆議院TVできれいな画像で見られます。
youtubeでは児玉氏の部分のみ切り取られていますが、
前半部分では危険性について「それほど気にする必要はない」という
意見の方もいらっしゃいます。
児玉氏の次が京大原子炉実験所の今中氏ですが、児玉氏の熱弁のあとで
存在感が薄くなってしまったのが残念です。www

もうすでに見た方も多いと思いますが一応衆議院TVのリンクを↓
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php
このリンクだとトップページに行ってしまいますので、
カレンダーから7/27を選び、そこから厚生労働委員会を選択します。
各参考人ごとに動画を選べるのでご覧ください。
今中氏のあとはそのまま質疑応答に続いています。

「twitter が燃えている! 歴史的熱弁、児玉龍彦意見陳述の反響」
http://togetter.com/li/167624
「児玉龍彦先生のプレゼンをうけて活性化したアカデミッククラスタ」
http://togetter.com/li/167655
「放射線の健康への影響」児玉龍彦氏(内容完全書き出し)衆議院厚生労働委員会7/27
http://t.co/gLqUnx4

さらに児玉氏の息子さんのツイート
a_kodama Akihiko Kodama
親父のスピーチを見ていただいた方に、一つだけお願いさせてください。父は影響力のある科学者ですが、同時に病気の妻を抱えた58歳のただの男です。一人ですべてを解決できるわけではありません。本当に状況が良くなるために、一人一人ができることがあると思います。
 

先日クリス・バズビー博士の講演会に行きました。
なかなか衝撃的でした。
自由報道協会の動画とネットのニュースがあるので興味ある方はぜひ!
ネット記事
http://news.livedoor.com/article/detail/5725347/
記者会見動画
http://www.ustream.tv/recorded/16118454

記者会見は1時間15分ほど、講演会は3~4時間とけっこうボリュームがあります。

博士はICRPの基準がそもそもおかしいとまるっきり信用していませんでしたね。
組織的な力で、真実を追究する科学者が様々な妨害を受けていることや、
1959年にWHOが強要された「放射線の健康影響に関する研究をIAEAに任せる」という合意によりWHOがチェルノブイリの被害を独自に調査できなくしている。
この合意はFAO(国連食料農業機関)にもおよんでいる。
IAEAはそもそも原子力推進の機関なので彼らに対立する科学者を
政治的にもどんどん葬ることができる。
心ある科学者はどんどん減っている。 
福島の場合もしかりで、IAEAのお墨付きを貰ったなら、安全ということになってしまう。福島の方には気の毒だが、現状はまさに未曾有の放射線被害になっているという危機感を持ってもらいたい。内部被曝は調べにくいので、外部の線量が下がって、安易に安全と考えないようにしてほしい。特に若い女性と子供は避難したほうが良い。

WHOとIAEAの関係は6/12ブログでも書きましたが
「フランスねこのNews Watchinng」で始めて知り酷く驚きました。
これではチェルノブイリの被害もきちんとした報道ができないでしょう。
福島も同様になっていまうのでしょうか。

余談ですが、博士の傍には通訳の方以外にももうひとり外国人男性がおり、
その方の着ていたTシャツの背中に日本語の文章が書かれていました。
なんて書いてあるのか気になった私は、講演終了後傍へ行って聞いて見ました。
快く見せてくれた背中には「日本国憲法第九条」が書かれていました。
彼は微笑みながら「一番大事な憲法です」と流暢な日本語で言ってくれました。

会場で配られたレジュメの最後の言葉が印象的でしたので、ここに転記します。

『これも私の意見ですが、原子爆弾による放射能の被害を最初に、そしてあれほどひどく被った日本という国が、原子力産業とその取り巻き科学者たちに支配されているリスク機関の勧告、そして少なくても過去15年間の研究で疫学的にも論理的にも誤りであると明らかにされている時代遅れのリスクモデルに基づいた勧告に、盲目的に従った結果、いまそれ自身の子どもたちと親たちを犠牲にしていることは極めて悲しくまた皮肉でもあります。』

http://wired.jp/2011/07/14/%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%90%84%E5%9B%BD%E3%81%A7%E5%86%8D%E7%94%9F%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%81%8C%E6%80%A5%E5%A2%97%EF%BC%9A%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E3%81%A7%E3%81%AF%E5%8E%9F%E7%99%BA/

再生可能エネルギーへの投資が増大し、価格が低下している結果、世界全体のエネルギー市場が変化しつつある。米国でも、今年の最初の3カ月間で、再生可能エネルギーが原子力エネルギーを上回った。

再生エネルギーへの投資が増大し、価格が低下している結果、世界全体のエネルギー市場が変化しつつあるという傾向を示す報告書がこのほどふたつ発表された。

まず、米Bloomberg社のNew Energy Financeグループは、国連環境計画およびFrankfurt School of Finance and Managementと協力して、再生可能エネルギーに対する投資の包括的概観をまとめた。

この報告書によると、水力発電を除く再生可能エネルギーは、昨年世界全体で増大したエネルギーのおよそ35%を占め、エネルギー全体の5%以上を生み出した。再生可能エネルギーに対して行われた投資(合併や買収などの事象は除く)は1,870億ドルに達し、化石燃料発電所への支出に着実に近づきつつある。支出額の差は、740億ドルから310億ドルに縮まった。このペースなら、今年か来年には再生可能エネルギーへの投資額の方が多くなるだろう。

再生可能エネルギーのコストはかなり下がってきている。風力発電技術はすでに非常に成熟しているが、それでも発電量に対するコストはこの2年間で18%削減された。さらに太陽電池のコストは、この期間に60%も下がった。

資金供給の額は、先進工業国よりも、発展途上国における実用規模のプロジェクトの方で多くなっている。この変化を後押ししているのは中国で、同国の投資額は約30%増加して490億ドルに達した。

米国は60%もの急増を遂げたものの、中国には大きく後れを取っており、投資額はおよそ250億ドルにとどまっている。ただしこの額は第2位のポジションを守るには十分だ。

ドイツでは、大規模プロジェクトへの政府主導の投資が数年間行われた結果として、屋上型や同様の能力を持つ太陽光発電が爆発的に増大した。小規模の太陽光発電は現在ドイツの投資の大半を占め、同国をこの分野で世界第2位の地位に押し上げている。同様の傾向は、イタリアやフランス、チェコ共和国など、ほかのヨーロッパ諸国でも見られた。

再生可能エネルギーは、BRIC諸国(B:ブラジル、R:ロシア、I:インド、C:中国)以外でも重要な要因になりつつある。中南米諸国の投資は3倍の60億ドルにのぼり、その他のアジア諸国では30%増加して40億ドルとなった。だが、最大の増加を見せたのはエジプトとケニアが上位を占めるアフリカで、投資額はおよそ5倍の36億ドルに達した。報告書によると、「通信用のタワーに太陽光発電が使われるようになってきている」という。

一方、米国エネルギー情報局は毎月、国内のエネルギー経済調査を実施しているが、最新の報告書(6月分)には少々驚くべき内容が記載されていた。今年最初の3カ月では、再生可能エネルギーが原子力エネルギーを上回ったというのだ。原子力発電所で発電された電力は、過去数年間およそ8.4京BTUで維持されているのに対して、再生可能エネルギーは目覚しい成長を続けており、昨年は8京BTUを少し上回っていた。

再生可能エネルギーの数字には、風力と同様にこの10年間で著しい成長を見せたバイオマスも含まれている。これまでのところ、太陽光発電はほとんどこの数字に影響を与えていないが、太陽光発電と集光型太陽熱発電の両方で、主要な実用規模のプロジェクトが複数稼働しているため、近いうちに状況は変わるだろう。

TRANSLATION BY ガリレオ -天野美保/合原弘子
WIRED NEWS 原文(English)
2011年7月14日


他にも
原発を見捨てたウォール街の投資家たち
http://www.alterna.co.jp/6160
レスター・ブラウン氏は、「日本は地熱発電において世界のリーダーになるべきだ」とし、国家戦略として地熱発電を進めれば、日本の経済すべてを賄うほどのポテンシャルを持つだろう、と見ている。


★やはり世界では原子力の時代は終わりつつあるようです。
日本では一歩進んで二歩下がるような事態ですが、
急がないと世界から取り残されてしまいます。
それこそが経済的にも大きな損失を生むことになると思います。

★地熱は世界的に高いレベルをもっているようですね。
他の再生可能エネルギーとともに期待できそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110714-OYT1T00552.htm
 福島原発
 東京電力は14日、福島第一原子力発電所の汚染水処理システムが配管からの漏水で停止している問題で、ポリ塩化ビニール製の配管接続部が完全にちぎれていたと発表した。

 破損部周辺は、放射線量が毎時100~150ミリ・シーベルトと非常に高く、作業員1人あたり1~2分程度しか作業を続けられない。東電では同日中に稼働を再開したいとするが、放射線の遮蔽や作業方法について慎重な検討が必要で、修理の見通しは立っていない。

 水漏れは13日、仏アレバ社製の放射性物質の凝集・沈殿装置で、薬液を汚染水に注入する配管で起きた。
(2011年7月14日14時59分  読売新聞)

どういうことなんでしょう!事あるごとにトラブル発生。
こんな機械にいったいいくら払ったんでしょうね。
アレバ社の経営は福島の事故が起きる前からそうとう悪化していたようです。
そこへこの事故!千載一遇のチャンスと考えたのかもしれません。
ポンコツ浄化装置を高く売りつけたのではとかんぐりたくなります。
まぁアメリカ、フランス、原子力ムラで美味しい思いをしようとしているのは間違ってないと思いますが。

作業員の被曝も桁違いになってきます。
配管がちぎれたってことは、汚染水があたりに広がってるってことですよね。
一人1、2分しか作業できない線量になってるわけです。

それにしてもこのニュースTVで見てない気もしますが、どうでしょう?

東芝などが開発したバックアップ用の新浄化装置が船積みされたようですが
こちらがメインになるのでしょうか?

気になるのは循環冷却が本当に効果があるのか?です。
小出先生のおっしゃるように格納容器から建屋に燃料が漏れ出していたら
きちんと冷却できないのではないか。
コンクリートを溶かしながら地下に燃料が沈んでいってる可能性も
まったくないとはいえません。小出先生は地下水に接触する前に壁のようなものを
建屋の周囲に打ち込んで汚染された地下水が海や他の場所へ流れるのを防いで欲しいと
おっしゃっていました。
東電は費用がかかりすぎるとかで株主総会前には言えないとか言ってたようですが
その後、なんの動きもありませんね。

原発大国フランスでの報道は日本と随分違うようです。
【フランスねこのNews Watching】より
「フランスが語る『原子力の真実』」(後編)
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/62-a765.html

また最新記事の「ドイツはなぜ原発をやめるのか?」(1)~(3)ルモンド紙
も非常に読み応えのある記事でした。
ぜひご一読を!



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